プログラマ脳を鍛える数学パズルをひたすらPythonで:Q3[カードを裏返せ]
Q3:カードを裏返せ
今回もプログラマ脳を鍛える数学パズルの問題をPythonで解いてみました。 ちなみに、こちらのブログでも同じようにPythonで問題を解いてる方がいました!
目標としては全問Pythonで解いてブログにアップしていきたい。
問題文
1~100までの番号が書かれた100枚のカードが順番に並べられています。 最初、すべてのカードは裏返しの状態で置かれています。 ある人が2番のカードから、1つおきにカードを裏返していきます。 すると、2, 4, 6, … , 100番のカードが表を向いています。 次に、別の人が、3番のカードから2つおきにカードを裏返していきます。 (裏向きのカードは表を向き、表向いているカードは裏返しされます。) また、別の人が、4番のカードから3つおきに、カードを裏返してきます。 このようにn番目のカードからn-1つおきにカードを裏返す操作を、 どのカードの向きも変わらなくなるまで続けたとします。 裏向きになっているカードの番号をすべて求めてください。
Code
まずはrubyでの模範回答
N = 100 cards = Array.new(N, false) (2..N).each{|i| j = i - 1 while (j < cards.size) do cards[j] = !cards[j] j += i end } N.times{|i| puts i + 1 if !cards[i] }
N = [True]*100 for i in range(1, 101): j = i - 1 while j < 100: N[j] = not N[j] j += i print([k + 1 for k in range(100) if N[k] == False]) #1, 4, 9, 16, 25, 36, 49, 64, 81, 100
まぁそこまで長くなく無難なCodeになったのではないでしょうか??
rubyのように簡単に
- cards[j] = !cards[j]
- puts i + 1 if !cards[i]
と書くにはどうしたらいいのかとかなり悩みました...。
プログラマ脳を鍛える数学パズルをひたすらPythonで:Q1[回文数]
プログラマ脳を鍛える
PaizaのスキルチェックにおいてBランクからなかなか抜け出せないので 気分転換も含めプログラマ脳を鍛える数学パズルをPythonで解いていこうと思います!
この書籍は基本的に一つの問題に対して3つのStepが用意されています。
- 問題の説明
- 解説とCodeの記載(Rubyが多い)
- Point説明&コラム
ざっと見た感じわかりやすく面白い。 まさに暇つぶしにもってこいって感じです。
問題[1]:回文数
問題内容は10進数でも2進数でも8進数でも上から読んでも下から読んでも同じ数字になること。
(例)
- 10進数:9
- 2進数:1001
- 8進数:11
では、9より上の10進数で回文数になる値は何? というのが問題です。
Code
まずはruby
num = 11 while true if num.to_s == num.to_s.reverse && num.to_s(8) == num.to_s(8).reverse && num.to_s(2) == num.to_s(2).reverse puts num break end num += 2 end
同じことをPythonで
num = 11 while True: if str(num) == str(num)[::-1]\ and str(format(num, 'b')) == str(format(num, 'b'))[::-1]\ and str(format(num, 'o')) == str(format(num, 'o'))[::-1]: print(num) break num += 2
もう少し簡単にしてみる
def palindrome(x): return str(x) == str(x)[::-1] n = 11 while True: if palindrome(n) and palindrome(format(n, 'b')) and palindrome(format(n, 'o')): print(n) break n += 2
and とか or で記述が長くなるときに改行で"\"を使うのをはじめて知りました...。